ざしを しれる ばしょ

普段語られないざしの、一部

時間が守れない人間が、

本当に大嫌いだ。

 

「人の時間を奪っている」

という自覚が、まるで、皆無。

大概の「ごめん遅れた〜」は

約束の時刻に間に合わなかった事への謝罪。

それは同時に「待たせてごめん」という旨を

含みはするけれど、

それを主として伝えるのであれば

「約束の時刻に遅れてごめん」

「貴方を待たせてしまってごめん」

と、2つの謝罪をすべきだと 僕は考える。

 

いや、分かっている。

多くの人はわざわざ 日常的に

「自分にはタイムリミットがある」

「残された時間を有意義に使うには、」

と 考えないことくらい。

こんなことを考える方が異常であり、

堅苦しく、器の狭い人間なのだと。

少しの遅刻くらい笑って許せ、と

言われたことは数知れず。

 

そう言われる度に

じゃあ お前は笑って許してくれる人間とばかり

今後つるめば良いし、社会人になっても

会社の会議や取引先との面談の場にも遅刻してそうやって ずっとヘラヘラしてろよ、と。

強く、強く、思うわけであります。

 

と言っても、全ての遅刻に

いちいち感情を揺さぶられていては

こちらも精神が持たない。

僕が許さない遅刻は大きくわけて2種類、

・スケジュール管理不足の遅刻

・理由無しの遅刻

である。

前者の例をあげるなら、

「ごめんその日サークルで会議あるし

  15時ちょっとすぎる!!」

とか

「ごめん昨日夜遅くまで呑んでて

 ボケてるし乗り換えミスって 遅れる」

とか。

それはお前の管理不足だろう、と言える遅刻が

まず第1に許せない。

後者の例をあげるなら、

「ごめん ちょい遅れる」

「言うてた電車間に合わんかったごめん〜」

といった

理由無し+何時なら来れるのかの代打案無し

系の遅刻が第2に許せない。

 

どんな遅刻にせよ

理由と到着時刻は報告すべきだし、

遅刻してしまった以上は

その後の対応が鍵となるわけで。

本当に悪いと思っているなら

「ご飯代ちょっと多めに出すよ」

「途中なんか飲み物奢るよ」

と、反省の気持ちを行動に移そうとする

誠意を見せるのが一番。

僕はそれされたら一瞬で許す。

 

口でどれだけ「反省してます」と言っても

それはただの言葉に過ぎない。

行動で、態度で示さないと

相手には何も伝わらない。

「うちらは遅刻するのがあたまえの仲〜」

って集団になら遅刻してもいいし

誰も不快な思いはしないだろうし

誰も不利益を被らないけれど、

なあなあの仲 以外の人間との約束は

きちんと守るべきだと思う。

アフターケアもしっかりすべきだと思う。

 

生きづらい世の中だ、全く。