ざしを しれる ばしょ

普段語られないざしの、一部

現実直視型で、

面白味のない人間 なのかもしれない。

物事や人物に期待しないし夢も見ない。

常に現実と未来だけを見る。

「優しくて、面白くて、犬好きな人がいい!」

とニコニコ話す知人の横で

「第一に非喫煙者で、安定した収入と、

  家事育児への協力がある人がいい」

と貼り付けた笑顔が崩れないように、

そう、考えるのだ。

 

でも、自分はこの生き方が好きだ。

辞める気なんて サラサラない。

 

現実的な期待だけをすることで

想定外の出来事は起きない。

全ての出来事・全ての変化に対応出来る。

端から期待なんてしなければ、

こんなにも生きやすい世の中なのだ。

この世で信じれるのは自分だけ。

自分以外は皆、他人なのだから。

 

環境の変化に一々苦しみ、

その度にSNSで嘆く人が多い。

それはそれで いい生き方なのかもしれない。

良くも悪くも自分の感情を豊かにし、

気持ちの整理する手立てを学べる。

と考えると 決して悪くはないと思う。

 

でも、一々自分を揺さぶられるのは

自分の中では あまり望ましくない。

気力も精神力も使うし、シンプルに疲れる。

自分の人生において、疲れている時間ほど

勿体ないと感じる時間はない。

体力的な疲れは 回避できないので話は別。

ここで言う疲れは 気持ち面での疲れ。

 

と、授業の合間に考えてはみたが

どうせ他人からは共感されないのだろう、

と 少しだけ、寂しくなった。