ざしを しれる ばしょ

普段語られないざしの、一部

お前が遅れてきた15分で、

僕は 簡単なご飯を作れる。

 

たかがサークルの会議、と

思っているのかもしれないけど

お前が15分遅れることにより

時刻通りに来ていた班員5名、各15分ずつの

時間は無駄になったんだよ。

それに気づけないお前のその感性が

本当に可哀想だと思うよ。

 

「10時前には起きてたんやけど…

  あ〜 と思ってぼーっとしてた(笑)

  そしたら班長から電話かかってきた(笑)」

と 何故か楽しそうに笑う、

舐め腐ったその態度が どうも気に食わない。

確かに朝早くて起きづらいのも、分かる。

でも条件はみんな同じだから。

みんな、眠いんだから。

それでも重い体起こして来てるんだから。

 

だからこそ、腹立たしい。

普段先輩達に「可愛い」「演奏うまい」と

チヤホヤされているか知らんが

俺は彼のことがあまり好きじゃない。

だから、きっと今まで

喋ったことがないんだと思う。

何かしらのレーダーが働いているんだろうな

と 最近 ほんとうによく思う。

 

きっと 彼は今後

この100人ほどのアカペラサークルで

困ることなんかないんだと思う。

小さな 小さな 世界で

チヤホヤされて生きていくんだと思う。

上下関係も、友人関係も。

 

だからこそ 少し憎くもある。

 

 

 

僕の夢は、

お母さんになること。

 

小学校に上がった時には

もう、心に決めていた。

でも「マセてる」と思われたくなかったから

周囲の大人達には「ケーキ屋さんになりたい」と

ありきたりなことを言う“子供”を演じた。

同級生からの理解も得られず

「お母さんなんて、誰でも大人になれば

なれるやんか。そんなん夢じゃないで!」

と言われたことがあるので

「あっコイツらみたいな馬鹿には

まだ早い話なのかこれは…」

と思った記憶がある。

当時、僕も周りも まだ6歳だった。

あの頃の僕は本当にマセていた。

マセていたというか、現実直視型だった。

 

夢は、21歳になった今でも変わらない。

誰かのお母さんになりたい。

日々、そう 強く思っている。

だから もう 男としか付き合えない。

やっぱ中学生の時に女の子と付き合えばよかったかも、と 思うくらいには 心残りである。

 

自分の半分と、

自分が大好きな人の半分だけで

出来上がった存在がこの世に誕生する。

なんて素敵で、なんて奇妙なビッグイベント。

そんな我が子を20年間愛し続けて、

世に放てたらなぁ と思う。

産まれる前から誰かを愛する、なんて

考えただけで幸せで涙が出そうになる。

 

たった一時なのは分かっているけれど、

僕は、その子の「すべて」になりたい。

自分が生み出したものを、

褒めてもらえるのが1番嬉しい。

この上なく、嬉しい。

 

自分の書いた文章を、

自分でまとめたノートを、

自分が歌った歌を、

褒められたときが 本当に嬉しい。

 

自分自身を褒められることには抵抗しかない。

「可愛いねぇ」「綺麗だね」

嘘ば〜っかり。

こんな人間に見た目の価値なんかねぇよ。

可愛くもねぇし綺麗でもねぇよ。

んなもん俺が1番よく分かってるわ。

本当に俺を褒めようという気があるなら

「髪型可愛い」「服可愛い」

ってパーツで褒めてくれ。

自分でてがけた髪型、

自分の意思で選んだ服、

それらを褒められるのは 間接的に

自分のセンスを褒められているということ。

漠然と褒める、なんて 誰にでもできちゃうこと

しないでくれよ。苦しいから。

 

ああ、面倒くさい女。

僕も僕で、

日々自分を押し殺して生きている。

 

好きになった人だから、

傷つけるようなことは したくない。

嫌がること・怖がることは

なるべくしないようにはしてるけど、

なんせ元の性格がこんなだから

日々 自分を殺している。

 

僕は昔から声が大きい。

仕事場では長所でも

実生活では短所に早変わり。

僕の声は「高圧的な態度」「威圧感」と

受け取られてしまうみたいだから。

そんなつもりは さらさらないのに。

それが、悲しい。

 

僕は昔から気が短い。

すぐにカッとなって、手が出る。

それに伴い大きな声も出る。

イラチの両親から産まれた僕は

どちらに転んでも 天性のイラチ。

イライラしたくてしてるわけじゃない。

でも 気づいたらしてしまうの。

それが、悔しい。

 

僕は昔から人に信頼を寄せない。

所詮他人は他人。

いくら仲良しでも、いくら好きでも、

自分以外の人間に100の信頼を寄せるなんて

僕にとっては信じられない。

それもそのはず、昔の友人や恋人が

口ばっかりの人間だったから。

そんな人たちを(当時は)相当信じてた

自分が一気に馬鹿らしく思えて、

惨めで、自分だけが相手のことを思ってて、

心底 くだらなく思えてしまった。

それが、痛い。

 

 

そんな僕が、いきなり「やさしいひと」に

なれるわけなんかない。

優しい心は多少持ち合わせているけれど

それをいつでも全面的に出せるほど

まだ 、出来上がっていない。

 

僕から言わせれば、

感情的になって 後先考えず

大声で物事を言ったことのない今の現状が

本当に、本当に、偉いのに。

イラッとして 手を出したことがない現状が

本当に、本当に、頑張ってるのに。

僕が自分を殺して 成り立ってるこの現状を

「当たり前」だと捉えられるのが悔しくて。

でも、仕方ないこともわかっていて。

 

本当はもっともっと優しい人に

ならなければいけないんだ、って

身にしみて感じるし 分かってるんだけど、

元の性格がゴミすぎるので

今のこの状態をキープすることで

実は、いっぱいいっぱいなんだ。

 

それでも彼は

「怒られたくない」っていうんだから、

僕がもっともっと大人にならないと

いけないってことなんだよね。

 

頑張ってみせるよ。

 

でも、僕が自由気ままに生きている

とだけは思わないで欲しい。

彼が「当たり前」と思うこの現状だって

僕の努力の結晶なんだよ。

 

自分を野放しにしたら

きっと、関係なんて一瞬で終わる。

それがわかってるから 僕は毎日

自分を殺して 彼の隣にいる。

自分を殺してもいいと思えるほど

彼のことが好きでたまらない。

 

ああ、僕達の関係はもう、

8月をもっておしまいだ。

そう、あなたからの言葉が無ければ。

 

人の心を追うのはこんなにも苦しい。

変わってしまったあなたを

いつまでも過去に照らし合わせてしまう。

ああ、苦しい。

いつも俺より前をゆく そんなあなたが

「特別だ」と言ってくれることが快感だった。

新しい自分を発見した。

 

そんな あなたと お別れだ。

 

薬を頼る人に、

なりたくなかった。

 

この身一つで生きていける

「健康な自分」でいたかった。

だから風邪をひいても自力で治したし

病院代勿体ないから どんだけしんどくても

病院は行かなかった。

 

それなのに、

俺は気づいてしまった。

 

俺は、俺が思ってるより

脆い身体の持ち主だった。

 

食べ物以外のほとんどの物質

(花粉(植物)・金属・煙草・動物・ハウスダスト)

に、これでもか という程反応する。

歳をとるにつれてきつくなってきている。

今の時期はマスクと飲み薬・塗り薬・点眼薬

と花粉防止スプレーをしないと

生活に支障が出るくらい 身体が辛い。

 

「言うても アレルギー体質なだけやん」

と、俺を笑う人も 中にはいる。

もっと重い病気の人が、とか

私は生まれつき心臓が、とか

聞いてもないことをベラベラ話してくる人が。

知らねぇよそんなこと。

俺はお前じゃねえし、重病患者じゃねえ。

俺は、俺の尺度で「辛い」と言ってるだけ。

お前の辛さなど、果てしなくどうでもいい。

 

たった2滴の目薬で、

たったひと塗りの軟膏で、

たった1粒の錠剤で、

人の身体はこんなにも変わるのか、と。

今まで拒んできた薬を摂取すれば

こんなに「健康体」でいられるのか、と。

悔しい気持ちでいっぱいになった。

薬なしじゃまともに生きれない自分が

憎くてたまらない。

でも、薬を服用するだけで「健康体」に

なれるのであれば安いものだ とも思った。

 

最近は生理痛の薬も躊躇なく使用している。

おかげで3割程 身体の負担が減った。

本当に、楽に生活できるようになった。

 

所詮俺は

何かに頼らずには生きていけない。

誠に、悔しい。

俺は、

部屋が片せない。

たまに、ふと頭を過る病名があるくらいには。

いや、違うよ。

病名が欲しいわけじゃないよ、断じて。

甘えたいわけじゃないので勘違いしないで。

 

ずっと昔からそうだった。

物忘れは多いわ、部屋は片せないわ。

「だらしない」と言われ続け

自分でもそう思ってたけど、

いくらなんでも異常すぎる。

 

汚いところが好きなわけじゃない。

本当は綺麗な環境で生活したい。

でも、綺麗な状態を維持できないの。

なんで物が溢れかえるのか分からない。

分からないけど、いくら綺麗に片しても

3日経てばこの様なのよ。

 

嘘じゃないの。

困っているんだよ、俺。

本当に酷いの。

「なんで片付けられないんだろう」

「なんでものが溢れるんだろう」

って、泣きそうになる。

でも、解決できないの。

 

“物を元の場所に戻す”

“ゴミは直ぐに捨てる”

と、心に誓ってもこの様。

気づいたらこうなっているの。

頭おかしくなるでしょう。

 

って言ってもまだ

「いやいや、私/俺の方が部屋汚いって(笑)」

とか言われるの 目に見えてるので

実家の自室の写真貼っておく。

今はここには住んでないけど

昔はここで 生活してたよ。

って言っても寝るだけだけど。

 

わざわざブログまで読んでくれてる貴方になら

別に見せてもいいかな〜って思ったので

なんとなく公開。

特に深い意味はない。

 

嫌いにならないで。

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