ざしを しれる ばしょ

普段語られないざしの、一部

俺にとって、

サークルはオプションに過ぎない。

生活する上で、サークルの優先順位は最底辺。

1に仕事、2に対人関係、3に学業。

その下にサークルがある。

1と2は相互関係に値するので

同率1位と言っても過言ではない。

 

サークルのために仕事は休めないけど

仕事のためならサークルを休める。

(但し 先約はもちろん優先する)

 

そういう人間でも

「サークルって心地いいな、すきだな」

って思えるんだから ある意味

あのアカペラサークルはすげぇよな。

適度にやるからこそ、愛着が湧く。

自分の確立した居場所がある、という事実は

ここまで人の心を温かくするんだなぁ。

例え大学を中退しても、

サークルには居続けたいな なんて。

 

本当はもっとサークルに貢献しても

いいなぁとは思うけど、

仕事に余裕が生まれない限りは無理。

自分の将来の就職先で働いている分、

背負わされているものも大きいし重い。

人員確保、人員育成、シフト貢献、店内規則の設立、店内掲示板の提案及び書き換え、顧客満足度の維持及び向上、新規顧客の増加、会員(リピーター)の獲得、必要資格の取得…等

それを、学生の身分である俺が背負ってる。

「なんで今の俺が、こんなことを?」

と思うことも しょっちゅうある。

でもそれは 店の現状を

どこか他人事だと感じている自分のせい。

 

今、頑張った分は

必ず、数年後目に見える形で返ってくる。

例えば飲み放題の際の

「おかわりはグラス交換」というルールを

厳しく取り締まること。

これを徹底して続けることで、

このルールが「当然」になり

数年後、よりスムーズに事を進められる。

客質の向上とも言える。

 

7年後には俺と弟、2人で店を営む。

俺もまだ 自覚は浅い。

正直、誰かに雇われて働きたいし

働いた分はしっかり給料が欲しい。

時給制度で働きたくもある。

まだまだ考えが学生だな、と痛感する。

でも 正直、子供ができたら仕事は控えるし

父が思うほど熱意があるわけじゃない。

 

こういうことを考え出すと

頭が固まるように、痛くなる。

サークル員と疎遠にはなりたくないし、

サークル内で浮きたくないし、

成績もしっかり納めたいし、

GAP3以下の人間になんてなりたくないし、

友人とは良好な関係を築きたいし、

「ざし、変わったな」とか思われたくない。

 

もちろん、彼氏に

「仕事ばっかりで嫌」って愛想つかされるのも

絶対に、絶対に、避けたい。

仕事に関して理解がある人だと感じてるから

結婚するならこの人かな、と思ってるけど。

寂しさを感じさせないためにも、

普段接する時の態度とか

気持ちの表明とかには十分気をつけたい。

 

早く卒業して

もう、仕事のことしか考えられなくなりたい。

色んな方向に注意を向けるの

本当に、本当に、疲れるの。